症例7 骨粗鬆症治療薬が効を奏したケース
症例8 運動を積極的にされる79歳の女性 身体機能がすばらしい
症例9 骨粗鬆症の薬を使い分け、骨密度を維持している81歳女性
症例10 骨密度が下がっている80歳 女性 12年間のデータ
症例11 当院での骨粗鬆症診療の実際 動画で(令和2年5月16日)
大学時代に全国大会(インカレ)に出場したことのある76歳女性
症例12 90歳でありながら非常に元気な女性
十分な筋力と食の太さこそが長寿の秘訣
伏見啓明整形外科 札幌骨粗鬆症クリニックでの骨粗鬆症診療の実際
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層雲峡 黒岳展望台から
今日のケースは60代後半患者さん。
58歳の女性の方です。
(以下の数字は個人を特定されないよう若干変えています)
骨密度
骨密度の結果は下図。
骨密度は、腰61% 右大腿骨頸部77% 左大腿骨頸部80%と少なめです。
腰が少ないです。ただし、大腿骨の頸部は骨密度がある程度あるので、「骨減少状態」と判定します。
ただ、68歳と70歳以下なので、私としてはビス製剤などは、使うのを控える方向でいきたいと思っています(使ってはいけない、とか、使うのは間違い、というわけではありあません。私のポリシーとお考えください)。
さらに、意を強く持てるのは、この患者さん、身体能力は大変よろしいです
体の反りも36cmもある。このご年齢でこれだけ反らすことが出来るとは立派です。
外見上もレントゲンを見ても背筋はしゃんとしています。また、握力も右22kg、左21kgもある。平均20を超えています。
70歳の時に、握力が20kg以上あるということは、十分な体力をお持ちであり、長生きされる傾向があります。
この度はエディロールを処方しました。
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函館山からの夜景
今日のケースは50代の患者さん。
58歳の女性の方です。
(以下の数字は個人を特定されないよう若干変えています)
骨密度の結果は下図。
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青の池
今日のケースは60代の患者さん。
68歳の女性の方です。
(以下の数字は個人を特定されないよう若干変えています)
平成24年から当院で骨粗鬆症の検査を行っていて、今回で6回目です。
年齢とともに骨密度は徐々に減っています。
骨密度も決して多い方ではありません。
世の中には骨密度を上げる薬はたくさんあります。
代表的で使いやすい薬はビスフォフファネート製剤ですが、私は60代の若い方にはあまり使いません。
この方は平成25年にビビアント(女性ホルモンを少し変えた薬)を使っておりましたが、他の医療機関からボナロンゼリーが出されました。2ヶ月くらい服用しましたが、当院に来院されたのでまた、ビビアントに戻しました。平成27年にビビアントで腹部の不快感が生じましたので、エディロールに変更しました。
骨密度は下がり気味ですが、基礎体力もしっかりしてるので、70歳まではこの薬でいきたいと思います。70歳になって骨密度がさらに下がっていたら、その時には、ビスフォフファネート製剤を使用しようと思います。
57歳女性